皆さんは髪の毛が痛んできたと感じたら、一所懸命トリートメントされると思いますが、
それで髪が良くなったと実感出来ている方は少ないと思います。
実はシャンプーの方がトリートメントよりも重要なのです。その為、シャンプーについて
少し説明したいと思います。
シャンプーの成分を見てみると、約70%が
触媒としての水、約20%が『洗浄基剤』または
『主洗浄剤』と呼ばれる化学合成界面活性剤、
残り約10%に防腐剤・紫外線吸収剤・香料・
保湿剤・酸化防止剤・ph調整・
コンディショニング剤等の添加成分が
含まれます。
よくCMなどで目にする「美容液成分配合」
というのは、実際には僅か数%程度しか入って
いない事になるのです。
市販のシャンプーには、ラウリル硫酸塩やラウレス硫酸塩、パレス-3硫酸塩といった
高級アルコール系界面活性剤が多く使われ、サロン専売シャンプーには
ココイルグルタミン酸塩やココイルメチルタウリン塩といったアミノ酸系界面活性剤が多く
使われています。高級アルコール系というといかにも髪に良いと思われますが、高い洗浄力と
脱脂力の為、髪が本来持っている水分や油分を必要以上に奪い取ってしまうのです。

健康な髪や頭皮には適度な油分が含まれて
います。この油分は、湿り気や柔軟性を与える、
外部からの有害物質や細菌の侵入を防ぐ、
体内からの水分の放出を防ぐなどの機能が
あり、髪や頭皮を保護する大切なもの
なのです。この油分がなくなると頭皮から
自然に分泌されて、約1日かけて頭皮全体に
いきわたる訳ですが、洗浄力と脱脂力の
強いシャンプーで洗い皮脂を根こそぎ洗い
落としてしまうことで、頭皮温度を低下させ、
角質層の損傷を招き易くなり、フケの発生や雑菌の発生による皮膚のトラブルを起こし易くなります。
そして髪には頭皮のような代謝がありません。健康毛であっても代謝がないので
「死んだ細胞」なのです。毎日のシャンプーが洗浄力と脱脂力の強いものであれば、
どれだけトリートメントをしても追いつかなくなり、枝毛や抜け毛、切れ毛の原因となり、
ツヤや弾力もなくなるのです。
これだけ大きい力を持っている洗浄剤の効果をごまかすために、洗っている時や
洗い上がりの指どおりを良くする目的で油分やシリコンが多く配合され、傷んだ髪や頭皮を
覆ってしまうのです。

シリコンとはケイ素を含む高分子化合物の
総称で、ジメチコン、シクロメチコン、
ジメチコノール、~シロキサンといった成分で
表示されています。
成分の特徴としては化学的に非常に安定して
いて、他の物質からの影響を受けにくく、
また他の物質に対して影響を与えにくい事が
挙げられます。

シリコン自体が悪者という訳ではなく、クシ通り
を良くしたり、光沢感を出したり、枝毛を接着
して洗浄に強い抵抗力のある皮膜を形成し、
毛髪表面を保護しキューティクルへの刺激を
防ぐ等の働きがあるので、リンスや
トリートメント、ワックス、スプレー等にも
使われています。ただ、シリコンには疎水性
(水になじみにくい性質のこと)のものに
優先して吸着する性質があり、髪でいえば
キューティクルには疎水性がありますが、髪の
内部は親水性(水になじみやすい性質のこと)
なので、重度のダメージ部、つまり
キューティクルが剥がれてしまっているような
毛先には効果が無いのです。
そして根元の健康な部分にばかりついて
しまうことになります。
これが重なると髪が硬くなったり、クセのように
うねったりする原因となります。
また、強い抵抗力のある皮膜を形成するという
特徴から、カラーやパーマ、トリートメントの
薬剤が浸透しにくい状態になります。

実際にそのようなケアをされていると、
・髪が硬い
・変なうねりが出ていてカットが出来ない
・カラーをしても色が入らない
・パーマをしてもかからない
・トリートメントをしても効果が出ない…
ということが起こり得ます。

その為、私達美容師はお客様が望む
スタイルを創ろうにも、創れない場合が
あります。
私達はプロとして、お客様が毎日楽に
お手入れができて、長持ちするスタイルを
創るのが仕事です。
その為には素材である髪のコンディションが
整っていないと良いスタイルが創れません。
当店では『シャンプーで髪はよくなる』という
コンセプトのもと、プロとして日々お客様に
アドバイスしています。
髪の毛を見た目だけではなく、中から美しく
しませんか?
“ヘアーデザインファム”があなたの髪の毛を
美しくするお手伝いをさせて頂きます。
住所
〒510-0806
三重県四日市市本郷町14-6
Tel/Fax
059-331-0444
-予約優先-
Open
9:00~19:00
定休日
月曜日、第2・3火曜日
駐車場
7台
アクセス
近鉄「川原町」駅より徒歩15分